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電気工事に関するアレコレ

エアコン選びは省エネ性能だけでなくメンテナンス性能も重視しよう

201706.08

  • 空調・エアコン
  •  

エアコンの選び方2017.6.6

湿気や寒暖の差から部屋を守り、快適な空間を作る空調設備。皆さんはエアコンなど空調設備を選ぶ際、どんな視点で選んでいますか?

空気清浄機能、加湿機能など機能を重視するか、省エネを優先させるか。

最近のエアコンは多機能になり、選択肢が増えた分どれを選べばよいか分からない、という方も多いでしょう。

そこで空調と電機設備のプロ、灯り屋が空調選びのポイントをお伝えします。

ご参考になれば幸いです。

 

部屋の大きさ=エアコンの能力ではない

一般にエアコンの能力を示す数値に「〇〇畳」というものがあります。木造、鉄筋により数字が異なるのが普通ですが、ポイントは部屋の向き、用途に注目する事です。

鉄筋でも南向きで陽射しが入り込む部屋なら、冷房能力が高めのエアコンが必要になります。

また、寝室のように限られた時間帯でしか使われない部屋ならエアコンの能力より、空気清浄機能など快適性能を重視すべきです。

「部屋の広さが○㎡だからこの能力のエアコンで」と安易に決めず、部屋の用途や構造など多角的な要素からエアコンの能力・機能を選んで下さい。

難しいと思ったら、設備のプロに相談するのも解決への近道です。

 

省エネ性能だけでなくメンテナンス性能も重視しよう

最近のトレンドにのって省エネ性能の高さを売りにするエアコンがたくさん出ています。

確かに10年15年まえのエアコンと最近のものを比較すると、電気代が年間で10,000~20,000円お得になる場合があります。

ここで注意したいのは、電気料金は変動する、という事です。

電力自由化により電力会社を選べるようになりました。より安い電気料金を選べる時代になったのです。

しかし、日本のエネルギー事情を考えると、輸入に依存している事に変りはありません。省エネ性能の高いエアコンを選んでも、将来にわたって電気使用料が安くなる保証はないのです。

ならば、エアコンのお手入れ(メンテナンス)のしやすさを重視してはどうでしょう?

エアコンの掃除をこまめにすれば、省エネ性能も機能も維持出来ますし、エアコン自体の寿命も延び、買い替える期間も長くなります。

何より、手入れの行き届いたエアコンからキレイな空気が出てくるのがうれしいですね。小さなお子さんのいるご家庭なら、エアコンからのハウスダストなどにも気を遣いたい所です。

こうして見ると、目先の省エネ性能より長い目で見たメンテナンス性能を重視する事がエアコン選びのポイントになるのです。

 

意外と忘れがちな室外機

最後のポイントは室外機です。いつも目にするエアコン室内機と違い、一度設置してしまったらほとんど人の目に触れない室外機。

実は、エアコンの性能を左右する存在なのです。

室外機を設置する原則のひとつは、「風通しのよい日陰を選ぶ」事です。

直射日光を浴びる場所では、冷房能力を常に限界まで稼働させなければならず、その分電気を消費します。また、風が通らない場所でも同様に省エネ性能を発揮出来ません。

もうひとつの原則は、「配管の長さと最大高低差の範囲を守る」事です。エアコンのカタログには「配管長」と「高低差」が記載してあります。

室内機までの配管がこの範囲内になるよう、室外機を適切な位置に設置しましょう。適切な位置にある室外機なら、エアコンの性能を有効に発揮出来ます。

設置に際してはプロによる工事となりますから、空調設備のプロフェッショナル、灯り屋にお任せください。