エアコンの臭いの原因は?室内の生活臭かエアコンの中のカビやホコリが2大要因
201706.26
- 空調・エアコン
エアコンをつけてみると、ひどい臭いが漂ってきた・・・という経験のある方も多いでしょう。「仕方ない」で済ませている方もいるかもしれませんが、エアコンの臭いの原因というものをしっかりと理解しておきましょう。
エアコンの臭いの原因は大きくわけてふたつです。
室内の生活臭
エアコンの臭いの原因のひとつとして挙げられるのが室内の生活臭です。
ペットを飼っている方であればペットの臭い、室内で汗をかくようなトレーニングをしている方であればその汗の臭い、タバコを吸う方であればタバコの臭い、部屋で食べたものの臭いや料理をしたときの臭い。
こういった生活臭がエアコンから出ているのです。
というのも、エアコンというのはもともと空気を吸い込んで吐き出す仕組みになっています。このときに空気中のゴミなども吸い込んでしまうのですが、それがエアコン内で汚れとして残ります。
この汚れと生活臭との相乗効果でひどい臭いが発生するのです。
エアコンの中のカビやホコリ
カビやホコリというのは、それ単体でもかなり嫌な臭いを発するものです。
冷房や除湿をつけているときというのは、エアコンの中で水が使われることになります。水が使われるということは、それだけでカビの発生しやすい状況になっているということです。
実際に、エアコン内というのは空気がこもりますし、とても換気がいい環境とは言えません。そのため、エアコン内に実はカビがびっしりということもあるのです。
しかも、エアコンは空気を吸い込みますので、当然、ホコリなども吸い込んでいきます。
それはエアコンの中にどんどんたまっていくことになります。
カビだらけのホコリだらけのエアコンからいい香りが漂ってくるわけはありません。誰もが顔をしかめるような悪臭を放つようになるのです。
しかも、こういった状態を放置してしまうと、エアコンそのものの機能も低下してしまいますし、エアコンが効率的に機能せず無駄に電気を使ってしまうことにもなりかねません。
水漏れなどのトラブルにもつながってくる可能性があります。エアコンの臭いが少しでも気になったら、エアコンの掃除をおこなうようにしましょう。