業務用エアコンのエラーメッセージが出る前に2年に1回は洗浄をおすすめします
201801.19
- 空調・エアコン
業務用エアコンは様々な部品が連携しながら効率よく運転しています。
しかし、部品の中に不具合が起こると、エアコンは異常を察知してエラーメッセージとしてリモコンに表示されます。エラーの内容によっては運転を停止してしまいます。
今回、ご依頼いただいた異常はドレンポンプの汚れが原因でした。
●機種:三菱電機エアコン
●エラーメッセージ:【P5】室内機のエラー
ドレンポンプは、ドレンパンに溜まった水を吸い上げて外部へ排出するという機能があります。
天井に埋め込むタイプの業容エアコンには排水を行う機能が必ず付いています。直接排出を行う壁に取り付けるタイプのエアコンには基本的に付いていない機能です。
*ドレンポンプ=水を吸い上げ排出する機能
ドレンパンに溜まる水には埃や油などのゴミも含まれ蓄積していきます。このゴミが水と一緒に固まったものが今回の故障の原因です。画像もヘドロのようになっています。
ゴミが蓄積せず通常の水だけであれば問題ありませんが、ドロドロになった液体はドレンポンプに過剰の負担をかけます。その結果、劣化が起こり故障の原因となり、ゴミの洗浄だけで済めばよいですが取り換えとなると高い費用を支払わなければなりませn。
これらを予防するためには業務用エアコンの洗浄が有効です。ドレンポンプ、ドレンパン、熱交換器などの部品を2年~3年に1回メンテナンスするだけエアコンの環境は整います。
またエアコンを洗浄することで電気代も抑えられるという効果もあります。いつ業務用エアコンの洗浄を行いましたか?
3年以上行っていない場合、一度ご検討ください。