照明を使い場所、醸し出したい雰囲気、得たい効果によって使い分けるポイント
201707.28
- 照明
シャンデリアやシーリングライト、ペンダントライトなど照明はおしゃれに演出してくれるただの飾りだと思っていませんか?
確かに照明には部屋を広く見せてくれたり、お洒落に見せてくれたりする効果があります。ですがこの照明は色によって心と身体に様々な効果を得られるのです。
光には白だったりオレンジだったりと様々な種類や色があります。間接照明の色味により人の気分は変化するのです。
使い場所、醸し出したい雰囲気、得たい効果によって光を上手に使い分けましょう。
仕事部屋やデスクには白っぽい光を
朝起きて目覚める時に朝日を浴びるとなんだか朝だ!ってシャキッとしますね。白っぽい光には朝日を連想させる効果が期待できます。
そして集中力を高める効果がありますので、オフィスや店舗では白い光の照明が多いですよね。効果覿面(てきめん)にするポイントはなるべく高い所から照らす事です。
食事を扱う場所には暖色系の光を
暖色系の色は優しい立体感をうみ、料理や食器を美味しく見せる効果があります。その効果をさらに強めるには集光性の高い照明を使うと良いです。
よくある円盤型のシーリングライトのような全体を照らしてくれる照明は単調な雰囲気になってしまいます。
ですので料理を扱う場所(カフェやスーパーなど)には優しい立体感を生み出してくれるペンダントライトをおすすめします。
リラックスしたい場所には暖色系の間接照明を
就寝前に浴びる光の質によって眠りの質も変わると言うのはご存知でしょうか。白っぽい光は明るすぎて目が覚醒してしまいます。
パソコンやスマートフォンの光も白い光の一種になります。就寝時や休憩室には適さないので照明を白っぽいものにするのはやめましょう。
逆に赤っぽい光は気分を落ち着ける効果があると言われています。
枕元に暖色系の間接照明を置くことで、寝る前に柔らかな光に包まれることでリラックス効果を得られるようです。
リラックスし、心が落ち着くと深い眠りにつくことが出来、自律神経も整います。
自律神経が整うことでホルモンバランスも落ち着き女性ホルモンの分泌も正常に分泌されるようになるのです。
また暖色系の光を就寝前に浴びることで抗酸化作用のあるメラトニンも分泌され、アンチエイジング効果も得られます。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
上手に照明を使い分けてお洒落な見た目だけではなく、いつもの日常にアクセントを入れてすてきな毎日を送りませんか?
オフィスだけではなく個人宅でも使えると思いますので照明を選ぶ際には参考になさってください。